ウェブサイト運営にあたってスピードを気にするようになったのは、それがGoogleのSEOにつながるからという理由があります。あまりに遅いサイトはGoogle上位には行かない。そのような状況を打開するためにウェブサイトのスピードをどのように解決するか。その代表的な方法がPageSpeed Insights でspeedチェックをするということです。
ウェブサイトは開いても、その開くまでの時間が問題です。2000年前後ならともかく、今の時代ウェブサイトが開くまで数秒かかるだけでもユーザーは遅いと感じ、3秒以上かかると見ずに閉じるユーザーが現れ始めるといわれています。
できるだけ早くウェブサイトを開く、そのために、ここではまず画像の最適化についてお伝えします。
画像を最適化する理由
画像を最適化する理由は、そのデータ量をできるだけ軽くすることにあります。
ブロードバンドの時代が来てかなり立ちますが、現在は画像一枚の重さぐらいどうってことはありません。しかしその枚数が何十枚もあるとさすがに重くなり、ウェブサイトが開くのが遅くなってしまいます。
画像を軽くする
a 画像枚数が少ない場合
画像枚数がそこまで多くない場合、ウェブサービスで画像を軽くすることができます。いまではすっかり有名な「Tiny png」です。
https://tinypng.com/
Tiny pngは一度に20枚、重さ5Mbまでのファイルを圧縮することができます。
簡単なウェブサイトであれば、そこまでの枚数もないので気軽に圧縮できますね。
b 画像枚数が極度に多い、または5Mbを超えている場合
ウェブサイトによっては、画像が1万枚をこえるとか、やけに大きな画像がある場合があるでしょう。おおきな画像は「Tiny png」で圧縮することができなかったり、何百回も利用しなければいけなかったり。
そこで利用したいのがフリーソフト「voralent antelope」。
パソコンの仕様に応じてけっこうな枚数を一度の操作で圧縮できます。800枚前後はいけるでしょうか。
https://www.vector.co.jp/magazine/softnews/140902/n1409021.html
c サーバー側で解決を図る
すでにサーバー上にある、数えられないほどの画像がある場合。もしかしたらserver会社の設定で何とかなるかもしれません。
たとえばエックスサーバーの場合、「mod_pagespeed」という設定があります。これを利用することで早くなる場合があります。
1分、一秒でも早くウェブサイトを表示させるために頑張っていきましょう。